
皆さまTVを見ていますか?
TVを持っていないという若いスタッフも増えてきて驚いております。
私は~と考えるとTV画面で“You Tube”を見る事が多くなりました。
こんにちは。iroherb shop 石川です。
今回は、釘付けになった動画のお話をしたいと思います。
仕事柄インテリアや暮らし系動画をよく見ますが、
つい見てしまうのがモーニングルーティーン。
朝起きてカーテンを開け朝日を浴びます。 (うんうん、私も同じ。)
次にお花や植木にお水をあげます。 (やる時とやらない時と…気持ち的には毎日やりたい。)
コンロに火をかけ白湯を飲みます。 (うちはポットだけど一応毎朝かかさず飲みます。)
前日に買ったパンをトースターに入れ、コーヒー豆を挽きます。 (我が家はご飯&味噌汁派。)
フルーツは欠かさず食べます。 (ほぼ出した事ない。)
簡単に朝掃除をします。(・・・。)
もう追いつかない・・・
色んな方のルーティーン動画を見ましたが
皆さま眩しすぎます。
たくさんある動画の中で、
最近釘付けになった動画がありました。
デザイナー、セレクトショップオーナーなど
輝かしい肩書ではなく
いわゆる肩書ゼロの60代マダム。
朝起きてカーテンを開け、
朝日を浴び、
植木に水をやり、
朝ごはんの準備に取り掛かる。
キッチンにあるレンジやポットは、
いわゆるオシャレ家電ではない。
極めて普通の、古い家電でした。
でも、包丁や鍋など使い込まれて味があり
見ていてなんだかほっとする。
洗面での身支度の様子も
鏡に映り込む歯ブラシやハンドソープは
どっちかというと生活感たっぷりのアイテムばかり。
でも櫛やタンスなど丁寧に使ってきた感じがあり
なんだか引き込まれて見てしまいました。
おしゃれな方の動画は名作家具が置いてあったり、
選び抜かれたセンスの良い小物たちが並んでいて、
とても参考にしています。
どうしてこの動画に引き込まれたのかな~と考えたら、
”こなれ感”
なんです。
ずっと長い時間をかけて大切に使ってきた空気が
お家に行かなくても伝わってきました。
住んで数年ではこの”こなれ感”は出ず、
アンティーク家具を置いても生まれるものではなく、
数十年暮らしてやっと生まれる空気感なんだと思います。
この素敵な”こなれ感”を出す為には、
長く使える物である事はもちろんの事、
飽きのこないデザインであり、
長く愛せるよう自分の好きな物である事が
本当に大切なんだなと気付かされます。
お店にいらっしゃるお客様には、
物理的にもデザイン的にも長く使える物をと
いつもお話してきましたが、
動画を見て改めて大切な事だと思いました。
私もまだこなれてないな~
どなたか存じあげないマダムですが、
何十年経った時、
こんな風なお家に、
暮らしに、
人になりたいな。
とっても素敵な動画でした。
石川
皆さんこんにちは。
iroherb shopの山本屋です。
今回はおススメ家具を実際に使ってみた感想を書きたいと思います。
ご紹介する商品はYチェアです。
後ろから見ると背もたれの部分が「Y」字に見える事から、日本ではYチェアと呼ばれるようになったチェア。
正式名称は「CH24」と言い、
20世紀を代表する家具デザイナー ハンス J. ウェグナーによってデザインされました。
1949年の発表以来全世界で実に数十万脚以上生産され続けている、不朽の名作です。
Yチェアは何と言ってもまず、その独特なフォルムに目を惹かれます。
アームと背もたれが一体になった大胆なデザインや一切の無駄を省いた機能美は、見る人の心を揺さぶります。
くねっと曲がった後脚も、上に向かって伸びあがっていくポジティブな印象を与えてくれます。
背もたれは3枚の形成合板で作られているので耐久性があり、安心して背中を預けられます。
また、ほど良い傾きもあるため快適に座ることができます。
Y字に開いた部分は、背中を預けた時に背骨に当たらず、心地いいです。
Yチェアの背もたれは「Yチェア」という呼称の由来になったほど印象的で美しいのですが、
実際に座ってみても、座る人の事を考えた設計となっており、
ダイニングチェアとは思えない座り心地となっています。
次に、Yチェアに座って驚いたのはアームです。丸みを帯びたアームは手で握るとフィットします。
30mmに設計されたアームは握り心地がよく、座っていない時でもついアームを触っていることも…
Yチェア最大の魅力と言えば、後脚とアームが一体となることで生まれる座面の広さです。
通常のチェアであれば、前脚でアームを支えるため、座面は広く取れません。
ですが、Yチェアの場合、後脚がアームを支える為座面の広さが確保され、様々な座り方をすることができます。
例えば、あぐらをかいたり、横を向いて脚を組むこともできます。
特に私が感動したのはこの点で、
180度向きを変えて座ることができるアームチェアは、Yチェアが初めての体験でした。
好きな向きで、好きな姿勢で、座り方を強制されない所が、Yチェアの最大の魅力だと思います。
座面の広さや、アームの握り心地以外にも、Yチェアはその座面自体も特別です。
座面は、樹脂を含浸させた紙であるペーパーコードを職人が張っており、
座った当初は少し硬い印象を持つのですが、
使い続けていくとペーパーコードはだんだんと自分のお尻の形に合ったものへと馴染んでいき、
ふんわり包み込まれるような感覚になってきます。
また、ペーパーコードは革と同じくらい強い素材の為、張り替えるまで15~20年と言われています。
ここまで実際にYチェアに座ってみた感想を書いてきましたが、
Yチェアはメンテナンスも行うことができ、一度壊れてしまったら終わりではなく、
メンテナンスをして、ずっと使い続けられるチェアなのです。
Yチェアをデザインした ハンス J. ウェグナーの出身国 デンマークにはこんな言葉があります。
「hygge(ヒュッゲ)」 心地のよい空間や時間を過ごす幸福感という意味です。
そしてまさにYチェアは、心地のいい居場所であり、よい時間が過ごせる「hygge」なチェアなのです。
こんんちは。
iroherb shopの山本屋です。
1月も半月が経ちましたね。
iroherb shopは今年も張り切って元気よく営業してまいりますので、
よろしくお願いいたします。
さて、皆さまは一年の志をたてられたでしょうか?
今年の目標でもいいかもしれませんね。
「一年の計は元旦にあり」というように、
一年のことは年の初めの元旦に計画をたてて行うべきであると
昔から言われています。
私も二つ志をたてて、今まさに実行中です。
まだまだ始まったばかりで続けていくのがやっとですが、
早く習慣として取り入れて
この一年を実りあるものに出来たらいいと思っています。
志をたてて分かったことは、
志、目標があることで、
生活にメリハリがつくようになりました。
漠然と一年を過ごすのもいいですが、
せっかくなら何か目標をたてて、
一年を充実したものだったと振り返りたいものですね。