2018.01.16 diary
ついこの間新年のごあいさつをしたと思ったら
あっという間に2018年も半月が経ちました。
まだまだ寒い日が続く1月ですがいかが過ごされてますか。
shopには今年ぜひ使っていただきたいアイテム『錫(すず)』の器たちが入荷しています。
ドラえもんの作者である藤子F不二雄さんの生まれ故郷富山県高岡市。
昔から鋳物の生産がとても盛んで「ものづくりのまち」と呼ばれています。
そんな文化のある高岡市に
創業100周年を迎えた鋳物製造メーカー「能作」があります。
仏具、茶道具、花器の製造が中心でしたが近年はテーブルウェアや風鈴などが人気で
海外でも取扱いが増えています。
錫(すず)の器に入れた水は腐らない、お酒の雑味が抜けて美味しくなるなどとよく言われます。
酸化しにくく 抗菌作用が強いという特性があるからですね。
ビアカップやぐい呑はお酒が楽しくなりそうです。
また、純度100%の錫(すず)は柔らかく、手で容易に曲げることができます。
通常は、仕上げ加工をしやすくするために他の金属材料をくわえて硬くしますが
能作は純度100%にこだわっています。
曲げる時にピキピキという高い音は、分子が擦れ合う音で
“錫鳴き”と呼ばれており金属の風合いでありながらも人肌に馴染む感覚があります。
器や花器など毎日の生活に輝きがプラスされますね。
“新しい”や“古い”だけでない本質が見える『能作』
取り入れたら毎日の生活が少しだけ変わりそうです。
職人から職人へと受け継がれてきた高度な技術や知恵、伝統の精神を
shopで是非ご覧くださいませ。
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