こんにちは iroherbです
小春日和の休日
昨日は、イロハーブ近くの中倉地区で
「そば作りで里山を元気に!」と題して
第1回中倉そばまつりが開催されました。
中倉地区は人口31人の小さな集落です。
かつては農業が盛んな自然豊かな里山でした。
しかし社会環境の著しい変化と人口減少、高齢化により
里山の整備を引き継ぐ人がいなくなり
豊かな恵を育んできた里山は廃れかけていました。
そこで立ち上がったのが地元有志による「中倉あすなろ会」
この里山を、多くの人に知ってもらい保全していきたいと
3年前から始めたそば作りをいかして何かできないかと考えていました。
その取り組みにイロハーブで何かお手伝いは出来ないかと考え
今回のそばまつりを共催させていただくこととなりました。
今回の企画では日程を2回に分け、中倉地区にてそれぞれ行われました。
◆1回目
10月28日(土)、そば刈り体験・新米会。
生えている状態のそば。
粉になっている状態で見ることが多いので、とても新鮮ですね。
当日は小雨が降っていたので、カッパや傘をさして行われました。
お子様には、大人が刈り方をつたえながら刈っていきます。
最初はおぼつかないものの、少しずつ様になっていく姿がほほえましい。
刈り終えたら、この日は新米会として
中里で採れたお米を使った手作りのおにぎりと
採れたての山菜の天ぷらをいただきました。
一仕事した後のごはんと
中倉で採れたての新鮮な作物たちに、思わず笑顔になります。
◆2回目
昨日12月2日(土)、そば打ち体験が行われました。
前回刈った蕎麦から
中倉の方達がそばの実をとり、乾燥してくださった状態のそばの実を
脱穀→皮を剥く→石臼でひく → 蕎麦を打つ という流れ。
はじめに、そば打ち名人のお手本を見して頂き
皆で作っていきます。
お部屋の中は、香ばしいそばの香りに包まれながら
作業は進んでいきます。
さあ、出来上がり!!
「山菜の天ぷらとそば」
自分が収穫したそばの実からそばへ
その過程を見ながら、食べるそばはまた格別ですね!!
大人はもちろん、子供たちにとっても
こうやって人の手によって育てられた作物が
収穫され、形を変え、食べ物になり、食べる
知ること・体験すること
興味に繋がり
おいしさにかわり
食べることがもっと好きになる機会ではないでしょうか。
そんな機会をあたえてくださった
中倉の皆様に心より感謝とともに
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
自然豊かで魅力がいっぱいの中倉
わたしたちも今回のイベントをきっかけに知ることができました。
イロハーブから車で10分
時には雲海も見える山の上にあります。
ここから見下ろす景色もまた素敵なんですよ。
自給自足・作物を育てたい
自然とともに暮らす
そういったことに興味があるお客様には、是非おすすめの場所です。
もし気になる方がいらっしゃいましたら
お気軽にイロハーブスタッフまでお問い合わせください。
イロハーブでは、今後ともイベントを通して
中倉・由宇の魅力を発信をしていきたいと思います。
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PS.「食育」
イロハーブのテーマの中にある「食」
2018年は企画を色々していきますよ。