こんにちわ。
2月に入り、明日はいよいよ”節分の日”ですね。
恵方巻を食べるご家庭も多いかと思います。
今年は福徳を司る、歳徳様のいる方向(恵方)は”東北東”
恵方の方角を向いて、願い事をしながら皆が黙々と最後まで食べる光景は
毎年なんだか笑ってしまいそうになりますね。
節分として行う行事
◆豆まき
家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が戻らないようすぐに戸や窓を閉めてから
「福は内!」と部屋の中に撒きます。鬼は真夜中にくるので、夜に家族皆で行うのが習わしです。
なぜ豆なのかは、豆は「穀物の精霊が宿っている」として神聖なものと昔から考えられており
神事にも使われていました。
また、魔を滅するという『魔滅』という漢字が当てられ、
豆をまくことで鬼を追い払う(魔を滅する)という風に言われています。
豆まきが終わったら、最後には1年の厄除けを願い
自分の年齢よりも1つ多く豆を食べます。これを「年取り豆」といいます。
◆恵方巻
食べることで、その年の幸福を招く
巻くということから「福を巻き込む」、切らずに食べることから「縁を切らない」
鬼の金棒にみたて、「鬼の金棒を食べて鬼退治をする」といったようないろんな言い伝えがあります。
食べる時は、願い事が出ていかないように無言で食べるという地方が多い。
最近ではサイズや、具材もバラエティ豊かになりました。
日本は四季がはっきりしており、昔は冬はもっと寒かったと思います。
食物も育ちにくく、食料不足になったり
体調を崩す方や、病にかかる方も多かったと思います。
こういった鬼をはらう、福を招くといった風習は
そんな時期の「困った要因」をはらいのけ
はやく福よこいと「希望」や「験担ぎ」として、行っていたのかななんて思います。
昔は恵方巻よりは、豆まきの方が身近でしたが
後掃除のことや、時間帯、家族の生活時間がバラバラで集まれないといった理由で
1人でも行える恵方巻を選ばれる方が増えていますね。
豆まきは確かに、戦いの後には豆だらけで掃除が大変ではありますが
小さな時に皆が家に帰ってくるのを待って
鬼役のお父さんに向かって皆で豆を思いっきり投げつけたり
それぞれの年齢数えながら豆を食べたり
皆で一緒に楽しむ時間は楽しくて、家族の団欒な時間だったなと思います。
皆様は明日はどちらの節分を楽しまれますか?
それとも、両方楽しみますか?
引きつづきインフルエンザが流行っておりますので
今年も健康であることを願って、明日はぜひ節分をしてみてくださいね(^^)/