2019.03.05 diary
iroherb shopの入り口には椿の木が立っており、
寒い冬の間にもいきいきとした緑の葉っぱと、美しい花を付けます。
“ぽとり”と落ちる様子が「首が落ちる」ことを連想させるとして嫌う風習もありますが、
江戸時代に、珍しい品種を求めて窃盗まで出たため、
それらを戒めるために流されたうわさとも言われています。
iroherbのお庭でもぽとりぽとりと椿の花が落ちてきますが、
その中に椿の実(種)も落ちていることがあります。
椿の実を見てると、おばあちゃんのことを思い出しました。
庭に落ちた椿の実を拾い、潰してガーゼにくるみ、毎日のシャンプーの後に撫でていたような記憶があります。
年齢の割にいつまでも髪の毛がしっかりしていて、ツヤがあったのを覚えています。
髪にツヤと潤いを与えてくれ、大昔から使われている椿オイル。
日本に住んでいたら一度はその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。
時代の変化が激しいにも関わらず、このヘアケア方法は今でも愛されているのですから、すごいことですよね。
この冬も暖房の中で過ごし乾いた髪の毛に、おばあちゃんのマネまではできないけど
椿オイルでお手入れしてみようかな~と思いました。
iroherbの散策で椿の実を見つけたらお持ち帰りくださいね。
iroherb