iroherbは今まで“豊かな暮らし”をテーマに色んな事を発信してきましたが、
3周年を迎えるにあたり「豊かな暮らし」ってなんだろうと改めてスタッフみんなで考えました。
日々の暮らしを見直した時に、昔は漆(うるし)のお盆があり
来客用の器があり、応接室や大勢が集まれる続き間の和室がありました。
それは、相手を大切にする文化、おもてなしの心があったからではないかと思います。
相手の事を大切にしている思いを、そういった道具を揃えて気持ちを伝えていたのではないでしょうか。
豊かさとは、漆のお盆やおもてなしの器などの物を揃えることではなく、
人と人との関係や誰かと過ごす時間だということに改めて気づきました。
今回の3周年のイベントは、そういった思いから文字にして伝える文化、お花で相手をもてなす文化の
書道と華道の先生にお越しいただきパフォーマンスをしていただきました。
まず、書道家「岩見屋 錦舟」先生による書道パフォーマンス
迫力におどろき、感動と笑みがこぼれました。
文字はiroherbのコンセプト「医・食・住・遊・創」に共感いただき
書で表現していただきました。
真ん中に書かれてるのは「豊か」の象形文字です。
古来豊かさの象徴は穀物であり、神様に感謝の気持ちを込めてお供えしているところから成り立ってるそうです。
改めて生きる基本は食べることですね。
また、左下にあるのはiroherbのシンボル。
筆で書くとまた違った雰囲気で思わず笑ってしまいました。
続いて華道家「蔵重 伸」先生による生花ライブパフォーマンス。
生花の完成品を眺めるのではなく、岩見屋先生の書や天気、その場の空気感、お客様に合わせライブで生けていただきました。
華道の文化はもちろん、お花と人がどう関わり合ってきたか、
人をお迎えした時の表現などたくさんお話をしてくださました。
ライブ感あふれるパフォーマンスはとっても楽しく、あっという間に5つ。
完成した生け花は、ハッとする美しさでした。
お客様も雨の中iroherbへお越しいただき本当にありがとうございました。
楽しんでいただいた様子にスタッフ一同感謝しております。
藏重先生の生けていただいたお花は、各ショップで展示中です。
岩見屋先生の書も特別にお借りしてiroherb shopに飾っています。
ぜひお立ち寄りくださいませ。
まだまだiroherbの3周年祭は続きます!
来週のBigイベントは26日(日)のぱんとおとvol.6です。
各方面から色んなパン屋さんが参加しますよ。
詳しくはこちらをご覧くださいませ。
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