こんにちわ。
10月も明日下旬となりましたが、今月は雨が多い月になりましたね。
明日も台風の影響で雨が強くなりそうですので、外出の際はお気をつけて。
来週はいよいよ「ギャベ展」がSTART!!
ギャベのイベントは今回で3回目となりますが
今日は、いままでお伝えしていた内容とあわせてお伝えしたいと思います。
▼過去記事より
ギャベは
市場に出回りはじめたのは、20世紀の後半ごろ。
若い絨毯商の手によって
スイスの貿易商の手に渡ったのが最初といわれていますが
それよりはるか昔、遊牧生活の中がはじまった頃から
ずっと使い続けていたといわれています。
最初、ウールは「暖」をとるもの・「涼」をとるもの
気温差が―30℃の環境の中で、生きていく為の必要な素材として使われ
それが段々
草木で色を染めるようになり
少しずつ模様がうまれ
装飾としても楽しまれるようになりました。
ギャベの特徴でもある丈夫さや、模様を生み出すのに関係する織り方も
完成するまでには
受け継がれながらも世代で模索、変化しながら
より暮らしがよくなるようにと想いを込めながら
今の織り方があるんじゃないのかなっと思います。
※ギャベの織り方
縦糸が2本になっており、間に横糸を通します。その後、引っ張りだし縦糸に横糸を結びカット。
今あるギャベにたどり着くまでに
どのような物語があったのか考るとわくわくしますね。
ちなみにギャベを織るのは、主に女性の仕事ですが
家族皆でつくります。
最初は男性達が羊を刈り、川で洗い清める作業
その後女性達が、その毛を手で柔らかくつむぎ
つむぎ終わった糸を、今度はザクロやブドウなどを自然のものを使って男性達が染め上げ
その糸をつかって、娘が母親に教わりながら
何週間、何カ月をかけて織っていきます。
ギャベといっても
遊牧民の中には、たくさんの部族がいます。
その部族によっても個性があったり
流行な模様があったり
そういうことが分かると、またさらにおもしろくなります(^^)
ひとつずつが一点もので
膨大な時間、労力をかけて
たくさんの想いがあって生まれるギャべ
親から子へと受け継がれ、つむいでいく物語
国境が離れた場所でそんな作品に出会えるのは
素晴らしいことだなと思います。
今回のイベントでは約300枚入荷予定です。
たくさん入るので
たくさんの個性豊かな作品たちに出会えますよ!!
まずはアートを楽しむような感覚で
是非たくさんの方に見て頂きたいです(^^)
水曜定休日
※11月6日~8日はiroherb shopのみ、おやすみとなります。