こんにちは
今日は風が強く、大きな台風が近づいていますね。
この連休、特に日曜日は
台風が一番接近する予報ですので
皆さま、くれぐれもお気を付けくださいね。
今回はお月見の意味と、なぜiroherbでしようと思ったのかを
少し長くなりますがご紹介致します。
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十五夜は日本に昔からある行事ですが
中国の唐の時代の文化が日本に伝承したといわれ
日本には、平安時代に遣唐使によって伝えられたといわれています。
お月見の意味は
・最も美しく見える季節に月を鑑賞する、愛でる
・月に感謝する (月明りが照明になり、農作業ができたことに感謝)
・農作物の豊作の祈願と、収穫を感謝する
という意味があります。
お供えものにも、それぞれ意味があり
お団子
➡豊作の祈願と収穫の感謝をする為、お米を使って月に似せた団子を作りお供えをしていました。
十五夜の別名は「芋名月」。
その時期が旬の芋類の収穫を祝う行事でもあるので、里芋やさつま芋などをお供えする風習もあります。
すすき
➡稲穂に似ていることから、お米の豊作を願い飾られます。
すすきの鋭い切り口が魔除けとされ、お月見の後
軒先に吊るしておく風習もあるそうです。地域によっては、すすきではなく稲穂を飾るところもあります。
ハロウィンの語源も本来は「秋の収穫感謝祭」なので
形は違えど、10月は世界中で作物の収穫時期
収穫できたことに感謝するという想いは変わりませんね( ◠‿◠ )
次はなぜiroherbで、イベントを行おうと思ったのか?
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お月見をしている風景
皆さんはどんな風景が思い浮かびますか?
個人的には
縁側に座って
お団子を食べながら月を眺めるっていうシーン。
これは絵本で見たのか、小さなころの記憶なのかわかりませんが
家族や大切な人、ご近所のひとが
ひとつの家に集まって
秋の月を、星の美しさを愛でるという風景が目に浮かびます。
その場にはあたたかい空気が流れ
ひととのつながりがあります。
さて現代のくらしはどうでしょうか?
平屋の作りから、いまでは2.3階建ての家が普通になり
ひととの住む距離は近くなるものの
ご近所での関わりは少なくなりました。
昔は夜空がいちばん明るかった
いまでは建物が増え、夜でも街は明るい。
家に人を招かなくても、外で集まる場所がたくさんできました。
それが今のくらし
そして
その暮らしとともに
人を招いてもてなすという文化も徐々に少なくなってきました。
北欧では
日照時間が少なく、家ですごす時間が多いので
内装や色にこだわり
照明のあかり、家具にもこだわり
お気に入りの空間を作る方が多いです。
そして、自慢のお家を是非見てってちょうだいという方が多いですね。
日本と北欧では環境やライフスタイルも違いますが
家にこだわりをもつということ。
家具や照明、小物、食器
なにかにこだわりを持つとそれを誰かに見せたくなる
家に呼びたくなる。招きたくなる。
せっかく家にきてもらうなら、楽しんでもらいたい
おもてなしをしたい!
日本ではそういう想いをもつ方は
年々少なくなってきているようです。
家だけではなく
毎日のくらしにもこだわりをもつ=お気に入りをつくる
それは一種の個性として
“自分らしさ”となります。
家もくらしも楽しむ
興味をもつことで
毎日がより楽しくなる。
この秋は
お月見を楽しむ以外にも
だれかを家に招いてみませんか?
お部屋を片づけたり、お皿を用意したり、ごはんを考えたり
家に招くことは前準備が大変ですが
どうすれば喜んでもらえるんだろう?って考えながら
準備するのはちょっと楽しくないですか?^^
きっといまよりも
ひとひととの距離はちぢまるはずです。
そして、前よりも家のことが好きになるのではないでしょうか。
文化をしるということ
昔の人たちのライフスタイルをしるということ
いまの自分のライフスタイルを考えるということ
iroherbは
そんなきっかけにちょっとでもなればという想いで
OPENしました。
十五夜のイベントをきっかけに
二周年にむけて
この秋は、よりくらしを豊かにしてくれるようなイベントを企画しておりますので
是非楽しみにしていてくださいね。