こんにちわ
今週は雨と晴れが交互に訪れ、梅雨らしさを感じますね。
そして本日は「夏至の日」
1年の中で最も昼が長く、夜が短い日でした。
夏至は英語では「summer solstice」と呼ばれ、スウェーデンではお祭りも開催されます。
夏場でも日照時間の短い北欧のくらしにとって、夏至のような日照時間が長い日は特別な日ですね。
夏至が過ぎれば、いよいよ夏がやってきます。
本日はshopから
今年の夏におすすめしたいアイテムをご案内しようと思います。
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第一弾 『手ぬぐい』
手ぬぐいと聞くと「昔っぽい」と思われる方も多いかもしれません。
江戸時代では生活必需品だった手ぬぐいは、現代の生活の中で、再び見直されつつあります。
その理由は
薄手でかさ張らない・色やデザインが豊富・いろいろな用途で使える・乾きやすいということ。
特にデザインは、昔から愛され続けるデザインはもちろん
最近では現代風なデザインとコラボしたり、アート性も高いので
老若男女問わず楽しむことができます。
今回ご紹介する手ぬぐい「hirali」は
大阪・堺市を含む泉州地区にある竹野染工でつくられています。
泉州地区では江戸時代より和晒産業が盛んで、今でも全国の生産量の大半を占めています。
たくさんの手ぬぐいがつくられる中
「hirali」の魅力はなんといっても、表裏一体なところ!!
ロール捺染による両面染色技術をもとに、裏表の色を変えています。
現在この技法ができる職人さんは、国内でもごく僅か。
※ロール擦染 …染色したい場所に糊を混ぜた染料を金型で捺し染める技法。
そして、色にもこだわりが!!
「重ねの色目」という日本古来の色彩文化に着想を得て
その色を日本の季語をモチーフとした色で表しています。
商品の名前もそのまま季語がつけてあり、商品の裏面には季語が表す意味の説明もついています。
簡単に紹介すると
(左)風光る…春の風が光輝くように感じられることを表す春の季語
(右)星光る…秋の夜空が、星の光で月夜のように明るい夜のことを表す季語
ひとつづつ、意味があります。
俳句がはじまったの江戸時代といわれていますが
江戸時代よりはじまった、手ぬぐい×俳句(季語)が現代でコラボする。
こういった日本の文化を知ることができ、簡単に身につけることができるのは素敵ですね。
7月にはこの手ぬぐいを使用した”うちわづくりワークショップ”も開催予定です。
そちらもまた改めて、ご紹介しますね(^^)
今年の夏は、是非手ぬぐいをくらしに取り入れてみてくださいね。
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【手ぬぐいのいろいろな楽しみ方】
①手を拭く… 云わずと知れた使い方。ハンカチやタオルの変わりとして。
②身体を洗う…浴用タオルとして。
③身につける… スカーフ代わりに首に巻いたり、ヘアターバン、お洒落のアクセントに。
首元の紫外線対策、暑さ対策にも〇
④インテリア… テーブルコーディネートやお部屋に飾って。
季節の柄を絵のように吊るしたり、飾って楽しむという使い方も。
➄ラッピング… プレゼントを包んで差し上げればプラスアルファの贈り物に。
ペットボトルやティッシュBOXなど、身近なものを包んで簡易ケース代わりにも使えます。